思いもよらぬ言葉にビックリ!強く明るく美しき生きる決意..

体調をくずし病院通いをしていたときのことです。その日も朝から持病の検査のため、かかりつけの病院で診断を終え、いつものように帰りのバスをベンチに座って待っていたときのこと。

 

見知らぬおじいさんが杖を片手にトコトコやって来て「あと何分でバスが来るかな?」とたずねてきたんです。私は腕時計を見ながら「あと5分ぐらいで来ると思いますよ」と答えます。そして無言のまま二人で待つこと数分、また、「あと何分?」とおじいさんが聞いてきます。

 

「あと1分くらいかな」と私が答えると、「1分?お姉さんきれいだね〜」「えっ、ありがとうございます」。会話の流れから想像もしていなかった言葉を発したおじいさんに平静を装っていましたが、内心とてもビックリした私です。でも何故だかその言葉がとてもうれして。
そのときの私は、化粧する元気もないためスッピンで、精神的にも病気への不安からさえない表情だったにちがいないのです。しかしおじいさんはしみじみと、「きれいだよ、うん」と言ってくれて。

 

それから間もなく待っていたバスが来たので、私はいちばん前の空いていた席に座り、そのおじいさんは後部座席へ。降りるときに後方を見ると、いつの間にかおじいさんは降車していたようです。

 

何気ないひと言だったかもしれませんが、そういう言葉に勇気づけられることってあるんですね。よ〜し、私の人生まだまだこれから、病気に負けず、強く明るく美しき生きるぞ〜、と力がわいたひとときの出会いでした。